親しい人たちへ
やっと最近正常になってきた気がします。ので、今ここに懺悔したいと思います。
私はこの約半年メンヘラでした。
小学生くらいの時からもともとメンヘラだったんですけど、明らかに性質が違いました。大事な人たちであるあなた達を巻き込んでしまったり、時間を割かせてしまったり、迷惑をかけてしまった。今までの人生で、これほどまで自己中心的に生きたことは無かった。
他人様を、自分が中心にあるトピックに巻き込むことは純然たる恥だと思って生きてきた人間なんですけど、あまりにもな出来事がありすぎて私は私一人で私に関わる事柄を抱えきれなくなっていた。
体重もひどく増減して、昼夜逆転して、食生活なんて1ミリも気をつかわず、仕事も何も続かなくて、しょうがないから時々めちゃくちゃ汚い仕事もしてバカみたいな高熱を繰り返したり、知らんうちに服がボロボロになってたし、買った覚えのない野菜が床で溶けていた。本当に社会偏差値が2だった。今は30くらいになりました。
演劇を数年やってるんですけど、その中で出会えた親しい人たちのことは、出会ってからずっと大切にしたいと、本当に思っていました。あなたのことです。
だって、私は自分がひどく凡庸でつまらない人間だと思っていて、自分に自信がないし、すぐに慌てるし、要領も良くないのに、それでも「樹紅って面白いね」とか「好きだよ」って言ってくれたり、言わなくても、酔いつぶれたり間違って終電逃したりメンヘラになってしまった私(ばか。でも当時は偏差値が2だったので…)を黙って家に泊めてくれたり、やばいことしようとしている私に電話して止めてくれたり、私は本当にあなた達がいなかったら生きていません。比喩じゃなくて、本当に。
それなのに私は、ここに書くのもはばかられるようなひどいことを、あなた達にしてしまった時があった。本当にごめんなさい。
優しいあなた達に甘えて過ぎないようにすること、そして、そうするならそれなりに自分の中でケジメと言うか、じゃあどうするかみたいなことを考えて実行することが、私にはここ約半年、出来なかった、考えられなかったのです。陽の光を避けて、「自分を大事に!自分を愛そう!」みたいな思想のムーブメントを避けて、ただ布団に横たわって消費カロリーを抑えて食費を削る日々でした。
私はもっと強くなりたいし優しくなりたいし、こう、もっと、しゃんとしていたい。なんか言葉で書くとほんと陳腐なんだけれど。
みんな知ってると思うけど、私は人付き合いが本当は苦手で、LINEも急に返信しなくなってしまったり、待ち合わせの時間を守るのは、針の穴に糸を通すことより難しい(ごめんなさい)
それでも、時には叱ってくれたり、許してくれたり、黙っていてくれて、ありがとう。
こう書いてると本当に自分はクズだなぁ。
今の私がいるのは、紛れもなくあなた達のおかげです。私のために作ってくれた時間、連れてってくれたお店、教えてくれた映画、音楽、何よりも、めちゃかっこいいあなた達の存在に支えられています。私のことを、スワイプして消さないでいてくれて本当にありがとう。
いっぱい失望させてしまったけれど、とにかく私は元気だと伝えたかった。
ごめんね、そして、ありがとう。
私はこれからも頑張ります。
東京行った際は、ぜひ会って欲しいです。